今では赤ちゃんのおもちゃも肌触りの良いものや、発達や興味を促すような知育玩具などたくさんの種類があります。
好奇心旺盛な赤ちゃんですから、色々なものを試してあげたくなりますよね。
手作りならあまりお金をかけずに色々な種類が作れますし、安心な素材を使うこともできます。
目次
赤ちゃんのおもちゃ
赤ちゃんは日用品など身近なものでも興味を持って遊びます。
有名ブランドの高価なおもちゃだったり手の込んだものではなくても、子供の想像力を育めるようなおもちゃを作ることができます。
赤ちゃんのおもちゃで注意することは安全性です。月齢によってはまだ上手に掴むことすら難しいこともあるので、まずは月齢に合ったおもちゃであるかを考える必要があります。
また、赤ちゃんは何でも口に入れて確かめます。
口に入れても問題がないもの、また清潔に保てるように洗えるものなどが望ましいです。
赤ちゃんが喜ぶもの
赤ちゃんはまだ色の認識がはっきりできないため、明るい色や原色など認識しやすい色のものが喜びます。
また、音がするものは反応しやすく刺激にもなります。
手触りが良いものはもちろん、ガサガサしたり、ツルツルしていたり、色々な感触を体験できるものも好奇心をかきたてるでしょう。
誤飲やケガに気を付ける
おもちゃで遊ぶ際に気を配らなければならないことは、やはり安全であることです。
赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめます。それは成長の過程で大切なことなので、口に入れること自体は自然なことです。
だからこそ、口に入れても大丈夫な形や素材でなくてはなりません。
基準としては直径38mm以下のものは誤飲や窒息の危険があるサイズですので、それよりも小さいおもちゃやパーツが外れるものは避けましょう。
また、なめたり噛んだりもするので、破れたり割れたりしないものであることも重要なポイントです。
破れたり割れたものを飲み込んでしまう可能性や、割れた部分で怪我をする危険性もあるためです。角がとがっている部分は丸く加工したり、切り口で手を切らないようきちんと処理しておく、布をくっつける場合には口に入れても大丈夫なように接着剤は使用しない、また、簡単に取れないようしっかりと縫い付けるといった点に注意して作りましょう。
身近なもので作ろう!
ベビーマラカス
肌触りもよく、いくら触っても安心なタオルで作れるおもちゃです。
・ハンドタオル
・トイレットペーパーの芯
・輪ゴム2本
・ビーズ(ストローを5~10mmくらいに切ったものでもOK)
・リボン
・はさみ
【作り方】
ハンドタオルは4分の1に切るトイレットペーパーの芯をタオルの真ん中に置く芯を包むようにし、片側をゴムで止める(キャンディのような形をイメージ)もう片方から、芯の中にビーズ(または切ったストロー)を入れゴムで止める両端をリボンで止めて出来上がり
※リボンが外れないようにしっかりと止めましょう
ティッシュ出し放題
気付いたらティッシュを全部出されてた!という心配がないおもちゃです。
・ティッシュの空き箱
・ハンカチ、タオルハンカチ、バンダナなど
【作り方】
空のティッシュ箱にハンカチをたくさんつめるだけ。1枚ずつしばってつなげても楽しいです。
ペットボトルマラカス
音の出るおもちゃがペットボトルの空き容器で簡単に作れます。
・ペットボトル(大きさは500mlの他、350mlや110ml程度のものは赤ちゃんでも持ちやすい大きさです)
・ビーズ、ストローやモールを切ったもの(1~2cm程度)、どんぐりなど中に入れるもの
・毛糸、シールなどのかざり
・はさみ
・油性ペン
・ボンド
【作り方】
ペットボトルの中に好きな材料を入れるふたをしっかり閉め、開かないようにテープで固定するペットボトルの周りに毛糸やシールを貼ったり、ペンで絵を描く
※はがれないように注意する
好奇心も育てられる
赤ちゃんにとっては、特別なおもちゃではなくても、身近にある、生活に密着したものが揺らしたり叩いたり投げたりという自分の行動によって変化することにとても好奇心が動かされるものです。
こうすればこうなる、ということによって体を動かす機会になったり、脳を働かせる機会にもなりますので、色々な刺激を与えてあげることが大切です。
おもちゃという形でありながら、ただの遊びではなく、生きていくうえで必要な感覚を身に着けていくので、やってみたい!ということをどんどんやらせてあげましょう。
最後に
赤ちゃんは色々なものを見たり触れたりしながら体の使い方を学んだり、感触を覚えたり、目まぐるしく発達していきます。
月齢によって興味の対象が違ったり、できることも変化していきます。
その時そのタイミングで、夢中になっているもので思い切り遊ばせてあげたいですね。
その都度色々なものを買い与えるよりも、身近な見慣れた材料で作ってあげれば、家族も安心ですし赤ちゃんも楽しく遊べますね。
複雑なものである必要はありませんので、楽しいおもちゃを作ってあげてみてくださいね。