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頭痛の原因が不明なときに見てほしいページ

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頭痛はとても辛いものですね。痛みがあると何かするのも大変で、薬を飲んだり横になったり、それすらできない時には痛みがなくなるまでひたすら我慢、という経験は少なからずあるのではないでしょうか。

放っておくと怖い頭痛もありますので、頭痛にもどのようなものがあるのか、ぜひ知っておきましょう。

 


 

目次

頭痛って?

頭痛の原因は様々で、また人によって痛くなる場所も強さも症状も、頭痛が起きるタイミングも異なります。

例えば風邪を引いた時、睡眠不足、疲れた時、あるいはかき氷を食べた時にも痛くなるなど、頭痛はとても身近で誰にでも起こりえるゆえに軽くとらえられがちでもあります。このように、日常的に起こる頭痛と違い、原因がはっきりとしない「慢性頭痛」があります。

上記のような日常的に起こる頭痛は、原因さえ解消すれば頭痛はおさまっていきますが、慢性頭痛は原因がわからないまま繰り返すため、本人にとっても辛いものですし、もしかすると病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。慢性頭痛にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

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緊張型頭痛

慢性頭痛の中でも最も多いのがこの緊張型頭痛です。肩こりに悩む人に多くみられ、長時間のデスクワークやうつむいた姿勢で肩や首の筋肉が緊張することによって起こります。緊張することで血流が悪くなり、疲労物質が溜まるため、神経を刺激し痛みとなります。

また、心と体のストレスが原因ともされており、自律神経が乱れることで血管が収縮し、痛みとなってあらわれます。

主に頭の両側または頭全体、後頭部が痛み、原因としては目の疲れ、パソコンやスマホの操作で長時間同じ姿勢でいること、精神的ストレスが挙げられます。

時々起きる頭痛であれば、適度な運動で筋肉をほぐしたり、入浴で体を温めるなど血行を良くすることで改善されます。

頭痛の頻度が高く、日常生活に支障が出るほどであれば治療をした方が良い場合もありますので、一度病院を受診してみることをおすすめします。

 


 

片頭痛

片側もしくは両側のこめかみから目の辺りにかけてズキンズキンと脈を打つように痛む頭痛を片頭痛と言います。

心身のストレスやアルコールの摂取など脳の興奮状態によって起こります。また、食品、光や音、匂いなどにも反応し頭痛が起こることがあり、男性よりも女性に多く、ホルモンバランスにも左右されます。

片頭痛にも前兆のある片頭痛と前兆のない片頭痛があり、前兆のある人は20~30%と言われています。片頭痛が時々であったものが毎日のように起きるなど、症状の頻度が上がってくる場合、鎮痛剤の飲み過ぎが関係しているともされており、鎮痛剤が手放せない状態にある場合は、医師に相談することをおすすめします。

 


 

群発頭痛

ある期間に集中して起こる群発地震のようであることから群発頭痛と呼ばれています。

季節の変わり目に起こることが多く、数か月に一度や数年に一度ということもあり、その間数週間から数か月のほぼ毎日決まった時間に起こる、20代~40代の男性に多くみられる頭痛です。

その期間を過ぎるとすっかり治まりますが、群発頭痛が起きている間は、目がえぐられるようだと表現されるほどの耐え難い痛みであると言われています。

目の後ろを通っている太い血管が膨張し、炎症を起こすことが発症の原因とされていて、目の奥が大変痛みます。アルコールが誘発の要因とされているため、群発頭痛の期間中のアルコール摂取は厳禁です。群発頭痛の場合は、市販の鎮痛剤では効果がほとんどないため、専門医を受診し予防薬を処方してもらう等の対策をおすすめします。

 

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混合型頭痛

頭痛にもタイプがわかれることが分かりましたが、この中でも緊張型頭痛と片頭痛が合併して起こる混合型頭痛があります。

頭痛の誘発因子である睡眠不足やストレスといった共通点があるためです。

混合型の症状のあらわれ方にも違いがあり緊張型頭痛が日常的にあり、たまに片頭痛が起こるタイプ緊張型頭痛と片頭痛が起こるのが日によって違うタイプにわかれます。

混合タイプであっても、治療法はそれぞれ対処法や治療法が異なるため、上記のようにどのように合併しているのか、本当に合併しているのかということを把握する必要があります。

いつ、どんな条件の時に頭痛が起こるのか、緊張型頭痛であるのか片頭痛であるのか、といった情報を記録しておくと、パターンを見つけることができたり、医師の診断を受ける時にも役立ちます。

 


 

最後に

原因がわからなかった頭痛にも、種類があることがわかりました。

ご自身がどのタイプであるかを知ることで、対処法や予防策がわかり、なるべく頭痛が起こらないようにすることもできるようになるかと思います。

また、上記にあてはまらない場合には、脳の病気が原因の頭痛など、危険な頭痛の場合もあります。

今まで経験したことがないような強い痛みであったり、日が経つにつれてひどくなっていくような頭痛や、高熱や嘔吐といった症状がある場合は、大変危険ですので速やかに病院へ行きましょう。

また、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、混合型頭痛に当てはまる場合でも、専門医を受診することで、対処法や治療方法を知ることができるので、症状が続く場合や日常生活に支障が出るほどの場合は、一度受診してみてはいかがでしょうか。


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