健康関連

便秘の原因がわからない、ストレスが関係してるかも?

スポンサーリンク

スポンサーリンク

 
子供から大人まで、色々な年代の方が便秘で悩んでいます。

どちらかというと、男性よりも女性の方が多い傾向がありますが、ふとしたタイミングで便秘になってしまうこともあるため、誰にでも起こりうる症状と言えるでしょう。

 

目次

便秘にもいろいろな原因がある

 
便秘になる原因は、一つではありません。下記のようないろいろな要因で、排便がうまくいかなくなってしまうことがあります。

食物繊維不足

便を作るために必要で、腸内で水分を吸収して便の量を増やしたり、適度なやわらかさを保ったり、便意を促すなど、重要な役割があります。

また、腸内の有害な物質を吸着して、便とともに排出してくれます。

水分不足

水分が少ないと便が固くなるため、排便しにくくなってしまったり、便を作る食物繊維が水分を吸収するため必要不可欠な存在です。

運動不足

排便するには腹筋が必要であり、筋力が弱いと便秘になってしまいます。

適度な運動で筋力をつけるようにしたり、腸の動きを活性化させましょう。

便意を我慢してしまう

特に朝は忙しく、便意を感じても我慢してしまったり、トイレに行ける状態になかったりなど、何度も我慢をしていると便意を感じなくなってしまうこともあります。

薬の副作用

普段服用している薬の副作用で、便秘を誘発してしまうものもあります。また、便秘薬の使い過ぎでも、自ら排便する力が衰えてしまうことがあります。

効き目が悪いからといって、どんどん強くしていくと、エスカレートしてしまう危険性もあります。

ストレス

腸の働きは、実はとても繊細です。いつもと違う環境や、仕事や人間関係のストレス、睡眠不足など、日常のストレスが、自律神経を乱し、便秘になってしまう原因を作ってしまいます。


 

便秘とストレスの関係性

ストレスを感じると、自律神経が乱れてしまいます。この、「自律神経の乱れ」が原因で便秘になってしまうのです。

腸と自律神経は密接に関わっていて、お互いに影響しあっています。つまり、自律神経が整っていると、腸の働きが良くなり、腸の働きが良くなると、自律神経が整う、ということになります。

また、腸は脳とも直接つながっており、例えば体に害のあるものが腸に入ってくると異常を察知し、脳に瞬時に伝えます。

それに反応したものが下痢となってあらわれます。「腸は第二の脳」と言われるように、自律神経だけではなく脳にも影響を与える、とても大切な臓器なのです。

 

スポンサーリンク

 

NGな行動

 

食物繊維の摂り過ぎ

便秘解消の代表格とも言える食物繊維ですが、実はストレスが原因の便秘の場合は、かえって悪化させてしまうことがあります。

ストレスが原因の場合は、野菜などの繊維が刺激となって腹痛を引き起こしてしまうこともあります。

食べ物で解決するのではなく、生活習慣を見直すようにしましょう。

また、ストレスが原因ではない便秘の場合でも、便秘に効果がある食べ物だけを食べる、というのはNGです。

便を作るためには、穀物や油脂など、主食も必要不可欠ですので、バランスよく食べることを意識しましょう。

飲み物にも注意

カフェイン、炭酸飲料、アルコールこれらの飲みすぎに注意しましょう。

これらの飲料は胃腸にはとても刺激が強く飲み過ぎによって胃腸が荒れてしまいます。

また、糖分の摂り過ぎや炭酸でお腹の張りを強く感じたりなどの心配もありますので、適量を心がけましょう。

トイレでの排便の仕方

なんとか便を出したいと、トイレで長時間いきんでしまうことはないでしょうか。また、シャワートイレの水圧をかけて、排便を促そうする方も多いと思います。

無理にいきむことや、シャワーで刺激を与えると肛門に負担がかかります。便秘改善に対しては根本的な解決にはならないので、習慣にしないようにしましょう。

 


 

便秘解消するための習慣

便秘の原因になるような行動を避け、生活習慣を見直すようにしていきましょう。

食物繊維や発酵食品を積極的に摂る

便を増やしたり、排便をスムーズにしてくれるために食物繊維は欠かせません。発酵食品は腸内環境を整えるために重要な役割を果たしてくれます。

便意やおならを我慢しない

我慢しているうちに、便意を感じにくくなってしまいます。朝ゆっくりとトイレに行ける時間を作ったり、仕事中や外出中でもなるべくトイレに行けるよう努力しましょう。

定期的な運動や腸のマッサージをする

ウォーキングなど激しすぎずに続けられる運動を取り入れましょう。腸のマッサージも排便を促すためにおすすめです。

ストレスを溜めない、ストレス解消をする

ストレスは自律神経を乱し、腸の働きを低下させてしまいます。日頃から意識して、適度に解消できるといいですね。

るべく決まった時間に食事を摂り、夜遅くに食事をしない

決まった時間に食事を摂ることで腸が動き出し、排便につながります。朝食後が一番便意を催しやすいと言われていますので、朝はゆっくりとトイレに行く時間がとれるのが理想です。また、就寝前に食事を摂ると、寝ている間も胃腸は働き続けなくてはならず、結果的に胃腸の働きを低下させてしまいます。理想は寝る3時間前には食事を終わらせいものですが、難しい場合は量を減らすなど、胃腸に負担をかけないような食べ方にしましょう。

 


 

最後に

便秘の原因は食事だけではなく、ストレスなど精神面も影響してきます。

日頃からストレスを溜めない工夫や、ちょっとした運動をすれば、ストレス解消にもなりますし、便秘解消にもなり、心身共にすっきりとできるでしょう。

生活習慣を見直し、ご自身の症状に合った改善方法をお試しください。


スポンサーリンク


スポンサーリンク

×