台風19号が甚大な被害を残し、傷が癒えぬ間に台風20号のたまごがフィリピン東方沖に発生しています。
このまま台風20号となった場合、日本に来るのでしょうか?
また台風21号のタマゴらしい雲の塊も観測されています。
台風20号と21号のタマゴについて調べてみました。
目次
台風20号と21号のタマゴ発生について
図の予報天気図にもありますが、現在、フィリピンの東海上には、台風のタマゴである熱帯低気圧があり、西へ進んでいます。
この熱帯低気圧は、気象衛星から見ても、はっきりとした渦をまいています。
このまま、発達して台風になるかどうかはわかりませんが、台風になったとしたら、台風20号です。
図3は、筆者が以前調査した10月の台風の平均経路です。
フィリピンの東海上で10月に発生した台風は、西進を続けてフィリピンに上陸するものが多いのですが、中には、フィリピン・ルソン島の東海上で急に北上してくるものもあります。
また、熱帯低気圧になるまで渦をまいているわけではありませんが、日付け変更線付近の赤道域にも台風のタマゴらしい雲の塊もあります(タイトル画像の右下)。
こちらも、熱帯低気圧に発達するかどうか、さらに台風にまで発達するかどうかわかりませんが、もし、台風に発達したとすると、台風21号となります。
台風20号や台風21号が発生し、北上して日本に影響する可能性は低いと思われますが、可能性がゼロではありません。
引用:ヤフーニュース 気象予報士 饒村曜
台風20号の進路や日本に来るとしたらいつ?
台風20号や台風21号が発生し、北上して日本に影響する可能性は低いと思われますが、可能性がゼロではありません。
引用: 気象予報士 饒村曜
10月16日時点では、現在発生している台風20号と21号のタマゴは日本に来る可能性は低いとされています。