歌手のジャスティン・ビーバーさん(25)が、2019年1月8日、自身のインスタグラムで、感染症のライム病と診断されていたことを告白して話題になっていますね。
ジャスティン・ビーバーさんはこのことについて近いうちにユーチューブで投稿するとしています。
ライム病の影響で薬物をやっているように見られていたことも告白されて、数年間苦悩の日々を過ごされて来たようです。
ライム病は日本ではあまり聞き慣れないですが、そもそもライム病とはどのような病気なのでしょうか?
完治出来る病気なのでしょうか?感染経路などについても調べてみました。
目次
Jビーバーがライム病を告白
日本語訳はコチラ
「多くの人がジャスティン・ビーバーは見た目がクソみたいで、メス(ドラッグ)をやっているとか言っていたけど、僕が最近ライム病と診断されたということには気づかなかった。
それだけではなく深刻な慢性的伝染性単核球症(でんせんせいたんかくきゅうしょう)もあって、肌や脳機能、体力、健康全体に影響を及ぼしていました。
これに関する詳細は、もうすぐYouTubeで公開するドキュメンタリーシリーズでさらに明らかになる。
僕が闘病している姿、そして克服する姿全部が見られるよ!
ここ数年は大変な年だったけど、正しい治療を受けていて、今はまだ完治しないこの病気の対処をしている。
これまでよりも良い自分で帰ってくるよ。大げさじゃないからね」
Jビーバー新ドキュメンタリー番組「Justin Bieber: Seasons」
ジャスティン・ビーバーさんは、新ドキュメンタリー番組「Justin Bieber: Seasons」は1月27日から公開が決定しています。
こちらの番組でライム病についてや苦悩の日々についても明らかにされるようです。
ジャスティン・ビーバーさんは以前にうつと闘っていることを告白されていましたが、どうやら原因は主にライム病のせいだったことが伺えますね。
どのようなことをYouTubeで明らかにされるのかファンは注目ですね。
ライム病とはどんな病気で感染経路は?
ライム病は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニに吸血されることによって媒介される感染症です。
ほとんどの人は、この病気がみられる山間地域での野外活動中に感染しています。
欧米では現在でも年間数万人のライム病患者が発生し、さらにその報告数も年々増加していることから、社会的にも重大な問題となっています。
潜伏期はマダニに刺されてから数日~数週間で発病します。
症状としては、「感染初期」には‘遊走性紅斑’と呼ばれる特徴的な的(まと)状の皮疹(マダニに刺された部位の赤い斑点あるいは丘疹から周辺に紅斑が拡大する)が現れることが多く、他に筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感などのインフルエンザ様症状が現れることがあります。
約4週間後の「播種期」には病原体が全身に拡がり、皮膚症状、神経症状、不整脈、眼症状、関節炎、筋肉炎など多彩な症状が現れます。
日本でもライム病に感染する患者は報告されてますが、欧米に比べると少なく北海道で年間10例程度が報告されています。
ライム病は完治するのか?
ライム病について完治するのか調べたところ、
急性ライム病は、標準的な抗生物質(欧米では3、4週間、日本では、2週間)によって通常は、完治する病気だと医学部では教育されているようです。
しかし、マダニに咬まれた覚えがある患者でも、10~20%の患者は抗生物質治療終了後も、発熱、慢性疲労、筋肉や関節の痛み、睡眠障害、認知障害、起立不耐などを引き起こし、まれに脳や神経の機能不全に関連する症状が起こるという病気とのこと。
ジャスティン・ビーバーさんに関しては完治せず、慢性的な症状が残ってしまっているということです。
最後に
ジャスティン・ビーバーさんが感染したライム病について調べました。
日本では感染例も少ないことからライム病についてあまり知られていませんが、身近でも十分感染の可能性があり、怖い病気でした。
ジャスティン・ビーバーさんも最近になってライム病と診断されたそうで、原因が特定できずに苦しんでいたようです。
自信でもここ数年は大変だったと告白されていますが、相当な苦悩があったことが考えられますね。
YouTubeで公開するドキュメンタリーシリーズであきらかにするとされていますが、ファンの方だけでなく興味のある方はぜひご覧になってみると良いと思います。
ライム病はマダニが媒介する病気ですが、ライム病以外にもマダニが媒介する病気が近年増えているそうなので他人ごとではありませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。