神戸市立東須磨小学校の4人の先輩教師によるいじめ問題で、神戸市教育委員会は21日までに、加害教員4人が処分前に自主退職を申し出た場合、認めない方針を決めました。
これには、「いいぞ」「よく言った」「自主退職で逃げさせてはダメ」などの声があがる一方、法律的にそんなこと出来るの?という一部疑問の声もあがっています。
今回は神戸市小学校の教師いじめ問題で自主退職を認めない方針についてまとめました。
目次
神戸加害教員の自主退職認めない件について
神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、市教育委員会は21日までに、加害教員4人が処分前に自主退職を申し出た場合、認めない方針を決めた。「自主退職で身分がなくなれば、処分を下せなくなる」として事前に手を打った形だ。
市教委によると、処分を受ける前に退職した場合は退職金が支給される上、神戸市以外の自治体で教員採用試験を受ける際、志願書に懲罰歴が載らないという。
市教委は「厳正に処分しなければ、市民の理解は得られない」としている。
引用:神戸新聞NEXT
自主退職した場合、
・退職金が支給される
・神戸市以外の自治体で教員採用試験を受ける際、志願書に懲罰歴が載らない
ということになるようです。
これを聞くと確かに自主退職させてはならないですね。
こんな人たちがまた教員に戻れる可能性が絶対にあってはなりません。
しかし、神戸市教育委員会であろうと実際に認めないで通して、自主退職させないことは可能なのでしょうか?
自主退職させないことは法律的に出来る?そんなこと可能なのか?
感情はともかく、自主退職を認めないって法的にアリだっけ?
日本国憲法の場合、本来自主退職を認めないのは違法行為になります。
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
引用:日本国憲法 第22条第1項
ただ、今回のケースは完全に加害教師に落ち度があります。
なんらかの強制力は働くと考えられますし、世間でこれだけ騒がれていますので、世間の反感を助長させるようなことはないと考えられます。
ネットの反応は?
市民というか国民が納得しないだろう!加害者教員は一生を悔い反省して生きていかなければならない、それだけ「いじめ」というのは罪が重いって言うことだ
加害者教員は身を守る為に自主退職しようとしたのは全く反省してないのかただ人間の本能かは知らないが逃げられる状況じゃないだろう普通に。
— サバイバルヒーロー (@356795124xyz) October 21, 2019
自主退職なんてとんでもない。
コイツらは教育界から抹殺せねば。— だいすけ (@daisuke_tim) October 21, 2019
神戸市教員のいじめ問題自主退職を認めないって発表してるってことは懲戒免職も全然あり得るってことなんかな?
自主退職認めずなら、名前と顔を出せと思う。
これはGJ…といえるのかな?
自主退職させると逃げられるわけか
すごいザルなのね— 福龍 (@fk_ryu1) October 21, 2019
神戸の教育委員会よく言った
自主退職を認めないって早めに言っておかないと逃げられるからな
逃げ道を塞いで一番厳しい形で処分を下してほしい— 葉(よう) (@Shachin_King) October 21, 2019
自主退職させると退職金入ったり履歴書的なものに懲罰歴書かなくて良かったりと加害者にメリットあるからそれを阻止しますよってだけ。クソ対応続きだったけど今回のこれは良いと思うな。今後もきちんと対応してくださいね
ん?つまり、教育委員会『自主退職なんて生ぬるい方法で逃げられると思っていたのか?』(処分下すまでさせねえよ)
ってことか、さぞかし重い処分が下されるでしょうねえ教育委員会さんや(ニッコリ)
神戸・教員暴行で市教育委員会は加害教員の自主退職認めず「厳正に処分」。加害教員らは懲戒免職処分として、公私立学校および塾なども含め、教育界から追放しなければならない。
— 古狸庵 (@ayugawa) October 21, 2019
それでいい 自主退職させたらそれで終わってしまうから懲戒解雇にして頂きたい
自主退職禁止するの素晴らしいね!!!!!!
教員免許剥奪で良いと思う
最後に
神戸市小学校の教師いじめ問題で自主退職を認めない方針についてまとめました。
次から次へと明らかになるあり得ないもはや犯罪といえるいじめの事実の発覚で、世間の怒りも非常に大きくなっています。
厳重な処罰と名前と顔の公開を望む声が連日騒がれています。
この件については引き続き情報が入り次第記事にしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。