今、さまざまなメディアで「レンタルなんもしない人」として、注目を集めている人がいます。
森本祥司さんという方で、「何もしない」という不思議なサービスを提供しています。
1日に数十件もの依頼が舞い込むこともあるようで、非常に興味深いサービスです。
今回は、レンタルなんもしない人というサービスについてネットの反応含めて調べました。
目次
レンタルなんもしない人とは?
森本祥司さんという方が2018年6月から始めたサービスのようです。
「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」という告知をTwitterに掲載し、呼ばれた場所までの交通費とお店に入ったときの飲食代などの経費を払ってもらえたら、「1人で入りにくい店への同行」や「花見の場所とり」など、「ただ1人分の人間の存在だけ」が必要なシーンに、僕という存在を利用できるというサービスです。
引用:婦人公論.jp
この説明を受けてもいまいちピンときません。
このような説明もありました。
たとえば最近だと、「迷子になってみたいけれど、1人だと心細いので同行してほしい」という依頼がありました。3時間ほど一緒にぶらぶらと歩いただけですが、依頼者は「充実した時間だった」と喜んでくれました。
そうしたインターネットの遊び感覚に近い依頼もあれば、「離婚届を提出するのを見届けてほしい」など人生の節目に立ち会うような依頼もあります。
近しい人には言いづらいことも、僕のような他人であれば気をつかわずに頼める。また、余計な気づかいやアドバイスをされるのもしんどいから、「なんもしない」僕のサービスを選んだという人もいました。
引用:婦人公論.jp
どのようなことをしているかというのは、なんとなく理解出来ましたね。
レンタルなんもしない人の活動動画
ついにはじめしゃちょーのYouTubeに出演…すごいなレンタルさん
話題の「レンタルなんもしない人」レンタルしてみた。誰なの?何なの? https://t.co/Tru4W5P2el @YouTubeさんから
— ダイヤ (@DaiyaOhtake) July 31, 2019
レンタルさんをレンタルしました
なかなか見られない可愛いレンタルさんが見れます
終始絶妙な空気感w
【レンタルなんもしない人とタピオカランドでデートしてきた! 】https://t.co/SmJIhYL4Y0 @YouTube @morimotoshoji pic.twitter.com/a5B5l3gTTQ
— タピオカ系YouTuber💡Junko☆博士/実験道場 (@junko_dancer) August 30, 2019
レンタルなんもしない人「お願いされるとしたくなくなります。」https://t.co/cNbgxbeE6D pic.twitter.com/kiqelRfq4m
— ズーチーのドグッハ (@znd_tv) August 2, 2019
今日は人が物を壊すのを見守ってます pic.twitter.com/qOxVKrO1Yj
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) July 8, 2019
レンタルなんもしない人さんと!!!!
プレイヤーチェンジしました!!!!
(((o(*゚▽゚*)o)))@morimotoshoji pic.twitter.com/D56URj6bon— サツマカワRPG10/4(金)単独ライブ!! (@satsumakawaRPG) April 22, 2019
レンタルなんもしない人の収入は?
1日に数十件もの依頼が舞い込むこともあるようなので、稼げるようなイメージがありますよね。
ですが、依頼があってもそこからの収入はほぼゼロということです。
すごく不思議ですね。
サービスを始めた当初は依頼もまばらでしたが、Twitterへ投稿するうちに面白がってくれる人も増えてきて。1日に数十件の依頼が届き、1ヵ月先くらいまでの間で日程を調整している状態です。1件にかかる時間にもよりますが、現在はほぼ毎日3~4件の依頼を受けてまわっています。
僕はこのサービスを「仕事」と呼んでいますが、「料金を取っていないから仕事じゃないでしょ」という人もいる。諸経費はもらってもサービスそのものへの対価を受けとっていないので、どんなに依頼が増えてもそこからの収入はほぼゼロ。
本を出したり、取材の謝礼、あとはサービスの依頼者から「何となくお金をあげたくなったから」と投げ銭のようなものを時々もらったりもしますが、基本的には貯金を取り崩して生活しています。
引用:婦人公論.jp
諸経費に関しては、受け取っているとのことですが、
サービスそのものへの対価については受けとっていないようです。
ただ、依頼者から投げ銭のようなものは時々受け取るみたいですね。
ですが、貯金を取り崩して生活しているということですので、ますます不思議ですね。
レンタルなんもしない人が無料の理由
35歳という僕の年齢や結婚して1歳の子どもがいることで、「家族がかわいそう」と批判を受けたりもする。今でこそ何も言われませんが、サービスを始めた当初は僕の親にも、「失望した」「なんで普通に働けないの」といった言葉をかけられました。
そうまでして、なぜ無料のサービスにこだわるか。それは、お金を払うことによって、依頼する人に「消費者スイッチ」が入るのを防ぎたかったからです。
何かにお金を払うと、僕らはどうしてもそれに見合ったリターンを期待してしまいますよね。
1000円なら1000円の価値を求めるし、なんならもっと得したくなる。お金を受けとる側も、少ない時間や労力で済ませたほうが割りに合うと、セコいことを考えてしまう。
僕に依頼をしてくれる人は、無料で僕の時間を拘束しているという気遣いからか、Twitterに投稿されたときに読む人が面白がるようなユニークな依頼をしてくる人が多いのです。
また僕のほうでも、無料だからこそ全力で「なんもしない」というサービスを提供できる。もし料金をもらっていたら、何か余計なことをして相手を怒らせてしまったり、期待はずれだとがっかりさせていたかもしれません。
引用:婦人公論.jp
レンタルなんもしない人が無料の理由は、お金を払うことで、「消費者スイッチ」が入るのを防ぎたかったからという理由のようです。
確かに理解できる部分はありますが、収入がなければ生活していけませんし、続けていくのは不可能なサービスに思ってしまいます。
ですが、このようにしているのにはいろいろな葛藤の末の理由があるようです。
このようなことを語られています。
なぜそんなふうにネガティブに考えてしまうかといえば、これまでの人生で僕は、「なんかする」ことで相手を失望させることばかりしてきたように思うからです。
・頑張っても、期待された通りに動けなかった
学生時代、僕はペーパーテストのような個人プレーでは優等生でした。でも集団の中では、先生もびっくりするほどの劣等生だった。
たとえば文化祭の片付けのとき、何をしていいかわからなくてウロウロしていたら、それを見た先生が「世の中で生きていくには、集団の中で自分は何ができるかを見つけて動いたり、何をしたらいいかを誰かに聞けることが、数学や英語ができることよりも大切だ」と、クラス全体に向けて話したことがありました。誰とは名指ししなかったけれど、明らかに僕に向けて言ってるなー、と。
大学では物理学を学び、そのまま大学院に進んで地震の予知に関する研究をしていました。院に残って研究者になる道もあったのですが、周囲に自分より優秀な人が山ほどいましたし、研究は楽しかったけど、自分がやる必要はないなと思っていました。
引用:婦人公論.jp
このようなトラウマというか経験があったのも理由のようです。
就職しても度あるごとにこのような経験をされたようで、
「自分は「なんもしない」ほうがいいんだ」
という想いになられたようです。
森本祥司プロフィール
名前:森本祥司(もりもとしょうじ)
生年月日:35歳(1983年10月22日)
出身:大阪
『レンタルなんもしない人』というサービスを始めます。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) June 3, 2018
レンタルなんもしない人についてネットの反応は?
レンタルなんもしない人の密着見て、色んなことを感じた。レンタルさん自身に関しては、高学歴ほぼニートの立場から分かる所もあり、人の親だと思うと?な部分もありだったな。それより、レンタルする人の、人といると疲れるけれど人がいないと寂しいみたいな気持ちがリアルだったわ
— ぼんぼんうさぎ (@bon_bon_usagi) September 15, 2019
本家には本当に申し訳ないし、ディスってもいないけど、
レンタルなんもしない人より
レンタル少しだけなんかする人のほうが安心する
本当に申し訳ないごめん— ひなた꧁葉月凛 (@hinatamaoyu) September 15, 2019
TV番組でレンタルなんもしない人の存在を知った。レンタルなんもしない人もレンタルする側も承認欲求がかなり強そうに見えたけど、インターネットが承認欲求を肥大化させてるような気もする。ツイッターなんてやってる自分も同じようなもんか(笑)
— 吉田淳 (@JUNYOSHIDATP) September 15, 2019
レンタルなんもしない人、ジョブス云々のような余計なことさえ言わなければここまでクズ扱いされなかったのでは。 奥さんと子供がおり、育児放棄してあの有様はまちがいなくクズなんだけど、自覚があって相応に振舞うクズと、クズの自覚がないクズだと世間の風当たりはだいぶ違ってくるからなー。
— 黒死牟さん (@husky_get_along) September 15, 2019
複数のニュースサイトで、
レンタルなんもしない人の記事が目に付く。以前から存在は知っていたけど、
はじめしゃちょーと絡んでいて興味がわいた。てっきり観葉植物みたいな性格の人なのかなと思っていたけど、SNSを上手く利用して稼いでいるみたい。
注目を集める=営業力
— はぐれメタルの思考回路/ケンジ (@zen_kenji) September 15, 2019
テレビ番組でこの方の取材していたのを見ましたがご結婚されていて、お子さんもいて、今はなんとかなってるといっていましたがこの先どうするおつもりなのかなと余計なお世話ですが思ってしまいました。
まだお若いので今後のビジョンがあればこういう経験もありなのかなとは思いますが、私が妻なら耐えられないのでご家族の理解がすごいなと思います。
自分をスティーブ・ジョブズになぞらえててひっくり返った。
家事育児もなんにもしない人なら、結婚も子供も止めておくべきでしたね。
テレビをみていて確かに、新しい価値観だと思った。需要もある。彼自身は無気力とかではなく、何もしない人を演じている。演じながら、様々な人生模様を垣間見て、吸収しそれを活かそうとしているように感じた。
普通の人間が経験できない貴重な時間を持つことのできる仕事。ビジネスではなく、趣味で生きてる感じ。
最近 奥様や子供と別居することになったと言ってたので 他人のことながら 奥様と小さなお子さんはどうやって生活していくのか心配になったりします。
家族の理解あって活動してた所が少なからず注目されていた理由でもあったと思うのですが
僕は何にもできないし、できるだけ自分のペースでのんびり生きていたいという方なのに、結婚や子作りやさらに離婚している。
そのギャップが半端ない。子どもの父親になることは、自分のペースを守ることと両立し得ない。本当は自分勝手で、刹那の欲望が強くガツガツした人なのかも。
今日「レンタルさん」ってTwitterを拠点に活動してる不思議な人をTVで観て、すごくいいなって思った。"ただ、居てくれる人、なんもしない人"。僕にもそんな人が居たらいいなって思った。
— 黒猫 (@amnk_9) September 15, 2019
ザ・ノンフィクションを観て「レンタルなんもしない人」に遅ればせながらどハマりして本も買ってしまった。「なんもしない」のに、いや、「なんもしない」ことを価値にすることがすごく衝撃的だし、エッジなのってすごすぎ! #ザノンフィクション #レンタルなんもしない人 pic.twitter.com/pBjihhOgeT
— キャリ子(岡山里香) (@careerwoman2018) September 15, 2019
ザ・ノンフィクションを見た。レンタルなんもしない人の話だった。個人的には面白かったし、文句をつける人の気持ちが解らない。多分、余計なお世話系の人や、関係ないのに説教かましたい人や、自分の価値観の正しさを信じて疑わない人という、暇と狭量さを兼ね備える人たちなんだろうなぁ。
— つむだい (@da180_t) September 15, 2019
わたしは、賛成派。
なんで非難多いかわからん。
非難するひとは、好きなことをできなくて我慢しているから、その我慢を発散させてるだけ。我慢してたって迷惑は何かしらかけて、人は生きている。
それなら、思う存分、周りを気にせず好きなことをやればいい。※もちろん犯罪はいけないけど。
— Hiro (次はミネラルフェスタ 横浜 ミネラルショー 行く予定) (@rare_stone_fuji) September 15, 2019
レンタルなんもしない人やプロ奢ラレヤーは、男性だから成立するんだよな。女性が同じことをするのはリスクが高いだろうし、奢られに関してはただのパパ活(笑)と言われるんだろうな。
— 茉密 (@mamisbibouroku) September 15, 2019
最後に
今回は、レンタルなんもしない人というサービスについてネットの反応含めて調べました。
さまざまな意見がありますが、テレビでも取り上げられるなどかなりの注目を集めています。
収入はほぼないとのことでしたが、本も出版されたり、ここまでの注目があればなにかしらの収入は発生してると思われます。
狙ってされたのか、たまたまなのか分かりませんが、注目されることには成功してますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。